遺産相続にかかる弁護士費用と無料相談の可能性

遺産相続のとき、トラブルを避ける為に弁護士を親族間の話し合いに挟むことは、よくあることです。弁護士に間に入ってもらうことによって、一部の親戚の暴力的な発言なども回避できるといえます。事前に無料相談を行うことによって、相性のよい弁護士を見つけやすくなりますので、必ず遺産相続を行う前にあらかじめ相談しておきましょう。

どんな仲の良い親族でもトラブルは発生するから弁護士に相談しよう

遺産相続ほど親戚関係がこじれるものはありません。遺産を相続するに当たり、兄弟・姉妹・親子・親族が争うことはよくあることです。交流の多少にかかわらず、本人達が背負っている様々な事情から、できるだけ多く遺産を手に入れようと考える人は少なくありません。

結果として親族関係にしこりを残すこともあり、調停の結果によっては絶縁というトラブルになることもありえます。円満に解決をするためには、親族間だけで判断するのは危険です。なるべく早く頼りになる第三者に間に入ってもらって、双方が納得出来る話し合いを進めましょう。

納得出来る遺産分配を行えるパートナーとして最も頼りになるのは、弁護士です。それ以外の人であってもある程度のところまでは相談に乗ってもらえますが、万が一のために調停を含めて対応してもらえるのは、弁護士だけでしょう。

税理士では遺産相続の税金に関することしか対応してもらえません。行政書士の場合、遺産相続の書類をそろえてもらえますが、手続きまではしてもらえない可能性が高いです。司法書士の場合、弁護士のように相続放棄などの手続きに対してできないことがあります。

そのため、弁護士に依頼することが一番確実で安全でしょう。

遺産相続で弁護士が行えること

遺産相続に必要となる法的手続きを踏まえ、トータルで確認をしておいたほうがわかりやすいでしょう。第一に遺言状の作成です。遺言状の作成に関しては司法書士でも受け付けていますが、法的な部分でトラブルを回避できるためのアドバイスができるのは弁護士となります。

また、遺言執行も担当してくれますが、司法書士の場合は万が一のトラブルの解決をしてくれないでしょう。相続人の調査・相続放棄の申請に対しても、弁護士が役立ちます。遺産分割の協議に関しても、代理人として務めてくれるのは弁護士です。

親戚間でのトラブルを避けるためにも、あえて出席せずに代理人に委任することが、良い結果につながります。遺産相続に関して無事に話し合いがすみ、遺産分割協議書を書くことができるのも弁護士です。弁護士に任せておくことで、遺産相続に関するトラブルを避けることにつながる上に、無事に話し合いや書類作成まで依頼できます。

ただし、不動産関係については司法書士に依頼したほうがいいでしょう。司法書士に依頼をすることで不動産登記に関する様々な手続きを実行に移してもらえるからです。

弁護士に依頼した場合費用はどれくらいか

事前にどれくらいの費用がかかるのか、ある程度把握してから無料相談に出かけたほうがいいでしょう。弁護士事務所がどのような規定を採用するかによって、料金体系が異なります。現在旧報酬規定と新報酬規定に分かれており、旧規定を利用しているところが少なくありません。

旧報酬規定の場合、相談料として30分毎に5千円から2万5千円程度かかります。更に依頼して日当としてかかるのが半日2万から4万円、1日で5万から10万円となっていますが、事務所から依頼された場所までの距離によっては多少異なるでしょう。

旧報酬規定の場合、相続額によって着手金や報酬金のパーセンテージが異なり、相続額300万円以下なら着手金8パーセント、報酬金が16パーセントです。300万円以上3千万円未満の場合、着手金5パーセントプラス9万円、報酬金10パーセントプラス18万円、3千万以上3億円未満の場合、着手金3パーセントプラス69万円、報酬金6パーセントプラス138万円、3億以上の場合は着手金2パーセントプラス369万円、報酬金4パーセントプラス738万円です。

これに比べて新報酬規定の場合、着手金は10万から30万と固定され、報酬金は相続で受け取った額の10パーセントとなります。

自転車事故の際に弁護士の無料相談する必要性

無料相談をやっているところを探すには

遺産相続に関することを弁護士に依頼する場合には、多少のお金が出て行きます。事前に無料相談を使って、アドバイスに従って自分たちで問題解決できる部分は自分たちが行動して問題解決し、自分たちでは手に負えないトラブルが発生しそうだと感じたら弁護士に依頼する人が多いです。

しかし、遺産相続に関しては、何が起こるかわからないことから、なるべく早い段階から弁護士に委託しておいたほうが安全といえるでしょう。無料相談をやっているところとして一番に挙げられているのは、自治体の法律相談です。

自治体では毎月一定の曜日に法律相談として弁護士に無料相談できる機会が存在しています。当日は混雑する可能性が高いため、早めに並んでおくといいでしょう。また、法テラスに相談すると、法律に関する専門家を紹介してくれる場合が少なくありません。

それ以外の選択肢としては、インターネットで相続問題専門の弁護士を紹介してくれるサイトや、弁護士に相続問題を無料で相談できる会員制のサイトなどが存在しているため、平日に相談へ行く時間がない人や、相談したいけれど誰に相談したらいいのかわからない時に有効です。

市役所で実施される弁護士の無料相談活用のメリットと注意点

各弁護士事務所によって無料相談できる可能性がある

弁護士事務所によって対応は異なりますが、事務所によっては初回相談無料で相続問題に関するトラブルや不安を回避する方法をアドバイスしているところもあります。時間が限定されている可能性も少なくないため、法律相談を行う場合には、相談内容をまとめてメモにしたためておき、相談に行くといいでしょう。

また、法テラスでは、電話やメールでの無料相談受付や、対面無料相談の予約を可能としているため、弁護士事務所を探す時に迷ったら、相談すると安心です。地域によっては各弁護士会の法律相談センターと呼ばれる場所があるため、活用してください。

15分程度であれば相談料が無料で受け付けている弁護士会が存在しているため、短時間で相談できる内容にまとめて相続問題を話すことが、問題解決の第一歩につながるでしょう。何をどう聞きたいのか、メモに残しておくだけでも効率よく質問しやすくなります。

短時間でできるだけ質問をしたいときには、どんな質問をしたらいいのか絞り込んで相談してください。